外務省は、2013年10月21日にオーストラリアの大規模な山火事に対する注意喚起を発表した。外務省によると、オーストラリア東部のニューサウスウェールズ州では、異常な高温と乾燥による強風で例年よりも早く林野火災のシーズンが到来。各地で大規模な山火事が発生し、これまでに940平方キロメートル以上が焼け、現在も延焼を続けている。この事態を受けて、10月20日に州政府は非常事態宣言を発出している。
外務省は、現地で今後も高温と乾燥状態が続く場合、急速に大規模な被害へと拡大する可能性があることからオーストラリアに渡航・滞在を予定している邦人に現地の最新情報を入手するなど安全の確保を呼び掛けている。