ニューヨーク市観光局は、宿泊予約サイトのブッキング・ドットコム(Booking.com)との新しいパートナーシップを締結した。これは、同観光局の専用ホテル予約エンジンとしてブッキング・ドットコムを導入するもの。ウェブサイト上にホテル予約の専用ページを開設、eコマースを展開することで旅行者が観光局のサイトからニューヨーク市のホテルを直接予約できるようになる。また、同局によると予約は日本語での表示にも対応。41言語で使用できるサービスで、世界中からの旅行客がニューヨークを訪れる環境を提供する。
ニューヨーク市観光局によると、2013年末までに市内5行政区ではホテルの総客室数が9万8千室に増加する見込み。また2016年までは、11万室に達する予定だ。2013年8月のニューヨーク市のホテル稼働率は83%で、アメリカ全体の平均63%を大きく上回っている。こうした背景受けて、今回のパートナーシップでニューヨーク市観光局は契約する約250のホテルに観光客を誘致する機会を提供する考えだ。