LCCバニラエア、パイロット不足で国内線154便を欠航、2551名に影響

バニラエア(JW)は、2014年6月の運航計画で154便の欠航を決めた。先般、ピーチ・アビエーションが大量欠航を発表したが、理由はピーチと同様に運航計画に必要なパイロット不足のため。バニラエアは、機長の採用が当初の計画通りに進まず、退職もあって機長の在籍数が一時的に計画をしたまわったとしている。

欠航便の対象路線は、国内線の成田/札幌線と成田/沖縄線。すでに予約している旅客は2551名で、欠航便を予約している旅客に対しては、予約便の1週間前から2週間後の期間を限定して同一路線への振り替え、または払い戻しで対応する。ただし、後続便まで4時間以上ある場合は指定のANA便に振り替えが可能。

同社は、本日5月16日から旅客への案内を順次メールで始めており、旅行会社を通じて予約した旅客には、旅行会社から連絡をする。7月以降については、運航計画に必要な機長数を確保できる見込みで「計画通り運航する」としている。

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