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東京・お台場で「マダム・タッソー東京」「レゴランド」を運営するマーリン・エンターテイメンツ・ジャパンが、国内外からのMICE受け入れを強化する。特別感を演出する専用プログラムも用意し、ユニークベニューとしての活用を提案していくもの。東京都が「MIEC拠点化推進事業」として臨海副都心エリアの整備を進めていることを追い風に、アフターコンベンションやチームビルディングの場として定着を図りたい考えだ。
年間多くのイベントが開かれる東京ビッグサイトが近隣にある地理的メリットもあることから、「ホテルでは体験できないエンターテインメント性の高いイベントを提案したい」(同社の遠藤利明ゼネラル・マネージャー)と意欲的だ。
「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」は、2012年の開業から間もなく2年目。現在でも、週末は待ち時間が出るほどの盛況ぶりだが、親子連れが帰る夜間の集客が課題となっている。団体の受け入れは、幼稚園や保育園の遠足や児童館の課外活動などで実績を積み重ねてきたが、低年齢層の入場者が減る夕方から夜間にかけの集客が必要だと判断した。
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なお、マーリン・エンターテイメンツは、レゴランドなどのアトラクション施設を世界22カ国で展開する英国が拠点のエンターテインメント会社。日本支社のマーリン・エンターテイメンツ・ジャパンでは、東京に続き大阪にもレゴランドを2015年中にオープンを予定している。
(トラベルボイス編集部)