三井住友グループの航空機リース会社、「A320neo」などエアバス史上最大の単通路機115機を個別契約

三井住友フィナンシャルグループ（SMFG）の子会社である三井住友銀行、三井住友ファイナンス＆リース、住友商事によるコンソーシアムが設立したSMBC Aviation Capital Limitedは、エアバスとの間でA320neo 110機とA320ceo 5機、計115機の航空機を購入する契約を締結した。これらの機体は、2016年から2022年かけて引き渡される予定。この契約はリース会社による単通路機の個別購入契約としてはエアバス史上最大の規模となる。

コンソーシアムとしては、新型単通路機の取扱いを積極的に拡大させることによって、中長期的に成長を維持し、航空機リース業界における地位を固めていきたい考え。コンソーシアムでは、2012年のSMBC Aviation Capitalの運営開始以降、SMFG と住友商事の両グループが持つ強固な財務基盤やソリューション提供力、グローバルな顧客基盤、高度なリスク管理能力を活用しつつ、アジアを始めとする新興国において増大する航空需要を取り込み、SMBC Aviation Capitalの事業拡大を図ってきた。

（トラベルボイス編集部）