西オーストラリア州の州都パースから約19km、インド洋の沖合に浮かぶロットネスト島がオーストラリアの旅行サイト「Experience OZ」のユーザー調査でオーストラリアのナンバー1デスティネーションに選ばれた。ロットネスト島は島全体がA級の自然保護指定国立公園として動植物の生態系が大切に守られているエコ・アイランド。手つかずの自然や海、ワイルドフラワー、そしてサイクリングやマリンスポーツといったアクティビティなど、多様な魅力がこの島を訪れる年間約50万人もの人々を魅了している。
西オーストラリア州政府観光局の吉澤英樹日本局長は、「10 月中旬に関西発のHIS商品で初の「ロットネスト島滞在型」ツアーが発売されました。滞在してこそ体験できるロットネスト島の楽しみ方をこれからも紹介していきます」とコメントしている。
そして今、ロットネスト島はワイルドフラワーのベストシーズン。西オーストラリアに自生する約1万2千種類のワルドフラワーは、例年7月から州の北部で咲き始め、南部では12月中旬まで楽しめる。ロットネスト島ではこの島でしか見ることのできない固有のワイルドフラワーが咲き、9 月からは黄色のコースタル・グラウンドセルが、12月初旬にかけては薄紫色のロットネスト・アイランド・デイジーが見ごろを迎える。
さらに、9月中旬からはインド洋を回遊するザトウクジラを見るホエールウォッチングツアーが人気。ロットネスト・エクスプレス社が催行しているアドベンチャーツアーでは、クジラはもちろん、アシカや鷹の一種ミサゴなど、豊富な海洋生物を間近に見ることができる。また、これまでロットネスト島管理局が運行していた島内観光バスツアーを同社が管理・運行することになり、今後バスツアーの増便やツアー内容のさらなる充実を図る予定だ。