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東京都港湾局は2015年12月25日、新客船ふ頭に開設されるターミナルビルの概要を発表した。新客船ふ頭は、世界最大級のクルーズ客船にも対応できるよう、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催までに整備を完了。新たな「首都の玄関口」となる計画だ。
新ふ頭やターミナルビルの場所は以下のとおり。臨海副都心の「船の科学館」先の海上となる。
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ターミナルビルは、4階建てで面積は1万5000メートルを予定。大型の屋根は日本の伝統家屋の屋根の「そり」や、海の波、船の帆などをイメージ。太陽光発電などの自然エネルギーを活用する計画もあるという。
ビルの内装には木材も使用し、日本らしさの演出。また、ロビーは自然彩光を活かした開放的で心地よい空間とする計画だ。ターミナルビルの外観イメージは以下のとおり。
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