エクスぺディア・ジャパンは2016年2月より、現地オプショナルツアーの予約サービスを正式に開始した。これまで実施していた航空・宿泊予約機能に加え、世界で約1万7000件の現地ツアー提供。現時点ではそのうち約2割で日本語に対応している。
同時に、日本人の海外旅行時だけでなく、訪日旅行者のオプショナルツアーも積極展開を行う計画だ。すでにJTBグローバルマーケティング&トラベル、KNT-CTホールディングスを含む20社以上と提携を終え、商品拡充を進めているという。
海外では、ハワイや台湾を舞台にした安定的な人気を持つ現地ツアーのほか、シンガポールでフェラーリやランボルギーニを運転できる「究極のドライブ体験」、タイ・バンコクでの「伝統料理教室」などの企画を用意。日本では、富士山や箱根の定番ツアーをはじめ、「サムライ体験ツアー」「原宿カワイイツアー」といった日本独自の文化を体験できる商品も提供している。
同社によるオプショナルツアー商品の提供は、2015年3月から試験的に実施されていたもの。その結果、予約数の伸び率は毎月約1.5倍におよんだという。今後は世界の現地ツアー数を増やすとともに日本語対応を加速する計画としている。
現地ツアー予約画面のイメージは以下のとおり。