日本政府観光局(JNTO)は、訪日教育旅行の増加と地方への訪問拡大を目的として 海外と国内地域との交流マッチングのための訪日教育旅行一元的相談窓口を開設した。また、「訪日教育旅行ウェブサイト」も開設。国内外に向けて訪日教育旅行の情報発信を強化していく。3月30日に政府が策定した「明日の日本を支える観光ビジョン」において、海外と国内地域をつなげる一元的な相談窓口をJNTOに設置することが決まっていた。
具体的には、海外の学校から国内地域の学校訪問の希望があった際に、そのニーズに合った地域(都道府県等)の窓口を紹介し、交流マッチングを促進していく。
訪日教育旅行は、将来の訪日リピーターにもつながることから、政府が決定した「観光立国実現に向けたアクションプログラム 2015」のなかでも、海外からの教育旅行による年間訪問者数を2020年までに5割増にするとの目標が定められている。