東京商工リサーチによると、2016年10月12日、千葉県市原市の旅行代理店業・新三昌トラベルが千葉地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は債権者92名に対して約3億4800万円。
同社は複数の大手旅行会社と販売提携をおこない、2012年9月期の売上高は約6億1500万円を計上し事業を拡大していた。しかしその後、オンライン旅行予約サービスの普及やテロの影響などによる海外旅行の取り扱いが減少。2015年9月の売上高は4億2355万円に低下。採算性が低く資金繰りも次第に悪化し、事業継続を断念する運びとなった。