ホテルでロボットがウェルカムドリンクを提供、パナソニックがホテルと空港でサービス実証実験 【動画】

パナソニックは、ANAクラウンプラザホテル成田と成田空港で、人の代わりに搬送作業を行なうロボット「HOSPI(ホスピ)」のサービス実証実験を行なう。

HOSPIは、記憶させた地図情報に沿って移動環境を認識しながら走行し、歩行者や障害物に接触せず、効率的に物を全自動で搬送することができる。「病院内自立搬送ロボット」として2013年10月の発売以来、国内外4か所の病院で薬剤や検体の搬送などで利用されてきた。

こうした実績を踏まえ、パナソニックでは新たな分野を広げる考えで、特に2020年に向けて外国人観光客が増加する一方、人材不足が懸念されるホテルや空港の業務に注目。実証実験で実用性を検証し、HOSPIの搬送サービスによる商品開発を加速していく方針だ。

ANAクラウンプラザホテル成田では、ロビーでのドリンクサービスを実施。ロビーを巡回し、背面の庫内に積んだペットボトルのドリンクを宿泊客が手に取れるようにする。また、バスの発車案内も行なう。実施期間は2017年1月14日~18日まで。

成田空港では「ナリタトラベルラウンジ」で下げ膳を実施。利用客の食事後の食器をカウンターに搬送する。実施期間は1月23日~27日まで。

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