大政奉還150年で記念プロジェクトが始動、京都市と全国21都市が連携で「幕末維新スタンプラリー」開始

京都市文化市民局は、2017年に迎える「大政奉還150周年」を記念するプロジェクトを開始する。京都市のほか、幕末維新にゆかりのある国内全21都市が連携して展開するもの。都市間連携による地方創生モデルを構築する取り組みの一環として、相互交流をおこないながら、参画都市間の周遊促進をおこなう。

プロジェクトでは、「幕末維新ガイドブック」を発行し、1月22日より幕末維新スタンプラリーを実施。各地の観光資源を発信することで、歴史を学びながら各都市への周遊を促進する。スタンプラリーで全拠点を制覇した人には特別賞として、徳川慶喜が150年前に大政奉還を諮問した「二条城二の丸御殿大広間」で記念撮影をおこなう予定。そのほか、制覇した拠点の数に応じて旅行券などが提供される。

プロジェクトに参画するのは、会津若松市、千代田区、品川区、調布市、日野市、上田市、静岡市、福井市、桑名市、和歌山市、高梁市、福山市、萩市、下関市、宇和島市、高知市、長崎市、熊本市、霧島市、鹿児島市、京都市の21都市。スタンプラリーで使用される各地のスタンプには、当時活躍した各藩の旗印や人物が採用されている。

プロジェクトの開催時期は、2017年1月から12月まで。開催場所は、京都・元離宮二条城や各都市のゆかりの史跡やミュージアムなど。10月にはプロジェクト参画都市によるサミットも予定する。

プロジェクトの詳細やガイドブックは以下の特設サイトで閲覧可能だ。

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