カンタス航空は、2017年10月に納入予定のボーイングB787-9型機に設置する次世代プレミアムエコノミークラスのシートを発表した。
座席は2-3-2の配列で全28席。シートサイズは従来の10%拡大し、他社のビジネスクラスのレベルにまで広げた上、リクライニングには独自機能を搭載。座席の各部分が身体をサポートする位置に移動し、よりリラックスできる体勢がとれるような機能を搭載した。
このほか、5か所の収納スペース、2つのUSBポート、隣席と共有だがAC電源も用意。中央座席の利用者も通路に出やすいレイアウトにするなど、全体的に快適性を追求した仕様としている。
なお、10月に納入されるB787-9型機は8機。12月には最初の国際線としてメルボルン/ロサンゼルス線に就航する。2018年3月には、豪州と欧州間の初の直行便となるパース/ロンドン線に就航する予定だ。