デルタ航空、ロサンゼルス空港でターミナル変更、2000億円投資の大規模プロジェクトで

デルタ航空はロサンゼルス国際空港公団と協力で2017年5月、使用ターミナルを現行の第5・第6ターミナルから、第2・第3ターミナルへ移動する。

これは、ロサンゼルス国際空港の第2・第3ターミナルを改装し、トム・ブラッドレー国際線ターミナル(TBIT)と連結するプロジェクトの第一弾。19億米ドル(約2020億円)を投じ、民間航空で最大規模となる空港使用ターミナル変更プロジェクトを行なう。

移動後は、デルタ航空のフライトから第2・第3ターミナルやTBITターミナルを使用するスカイチーム加盟会社、および提携航空会社へのスムーズな乗継が可能となり、出発・到着時の駐機場での待ち時間の短縮や、空港入口から近いため、外部からのアクセスが容易になるなどのメリットもあるという。

ターミナルの移動は5月12日夜に開始(現地時間)。14日と16日も夜間に移動作業を行ない、17日に完了する予定。この間、デルタ航空便は最大4つのターミナルを使用することになる。日本を含む海外からの国際線利用時では、第2ターミナルまたはTBITで入国審査を受ける。ロサンゼルス以遠への乗継便の利用時には、第2・第3ターミナルから米国内線/中米路線に搭乗する。

デルタ航空ではスマホ用アプリやテキストメッセージ、Eメールなど、あらゆるコミュニケーションを使用し、搭乗客にリアルタイムでの搭乗・到着ゲートの情報発信を行なうとしている。また、国際線の利用客には到着前の機内で、日本語や中国語、スペイン語の導線案内カードを配布する予定だ。

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