タイ旧正月休暇を狙った「格安旅行ツアー」詐欺発生、日本行きで被害者1000人以上が空港に集結

タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港で2017年4月11日(現地時間)、日本行きの格安ツアーパッケージに参加する現地旅行者1000名以上が押し掛ける騒動が発生した。

AP通信によれば、空港に集まった旅行者はマルチマーケティング(マルチ商法)サービス「WealthEver」を通じて6日間のツアーを予約。しかし、これは実際には催行されない「架空のツアー」とみられ、警察が詐欺事案として調査を実施。現地メディアでは、12日にWealthEver社のPasit Arinchalapit代表が警察に拘束されたと報じている。

2017年4月13日は、タイの旧正月(ソンクラーン)休暇が始まる時期。有名な伝統の祭り「水かけ祭り」だけでなく、多くの人々が3日~1週間程度の休暇でレジャー・旅行を楽しむ。今回の被害にあった人々が購入した旅行代金は航空券と宿泊込みで6日間で9730バーツ(約3万円程度)だったという。

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