西鉄が観光列車事業に本格参入、大宰府や柳川が沿線の天神大牟田線で、地元食材で食事の提供も

西日本鉄道(西鉄)はこのほど、観光列車事業への本格参入計画を発表した。「LOCAL to TRAIN~街を繋いできたレールは人をつなぐ時代へ~」をコンセプトに、沿線地域がもつ観光資源や魅力を通じて地域活性化と価値向上につなげる。対象は「太宰府」「柳川」といった観光地を沿線にもつ西鉄天神大牟田線。2018年度末の運航を目指し、今後、車両設計や改造、食事と沿線風景を堪能できるダイヤの検討などを進めていく。

具体的には、車両は既存のものを改造して、地域沿線の素材を使用した内装・家具を導入する。また、料理も沿線の豊富な食材などを使ったメニューを用意する計画。料金は地域住民や観光客など誰もが利用しやすい価格設定をおこなうとしている。

観光列車の全体プロデュースは、トランジットジェネラルオフィスが実施。車両デザインはランドスケーププロダクツが手掛ける予定だ。

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