DMM.com(DMMドットコム)は2017年6月23日から3日間、「旅行」をテーマとするスタートアップイベント「Startup Weekend Tokyo Travel」を開催する。会場は東京・六本木のDMM新オフィス。金曜夜から日曜夜まで54時間をかけて、アイデアからサービスを作り上げる体験ができるもの。審査員やメンターによるアドバイスもおこない、旅行に関する新たなサービス開発を目指す若い起業家を支援する。
今回、課題となるテーマは「旅・渡航の最適化」を軸にした新規サービス。交通や宿泊、通信、決済、保険、体験、医療、移住など、さまざまなカテゴリを組み合わせて自由かつ快適に旅をする方法を検討していく方式で進める。会場では、参加者が「ハスラー(ビジネスモデル強化やマネジメント)」「ハッカー(機能開発)」「デザイナー(使いやすいデザイン)」を担当する3名1組のチームとなって進行。アイデア出しからビジネスモデルのプレゼンテーションまでを実施する予定だ。
イベントでは審査員として、中東向けに日本文化の宣伝活動を実施中の鷹鳥屋明(たかとりやあきら)氏やDMM.com イベント事業部 事業部長池田春彦氏が参加。コーチにはシェアリングエコノミー協会の石山アンジュ氏、メディア・コンテンツ・プロデューサーの石山城氏、マッチングプラットフォーム「MillionTimes」を開発・運営するAniwo社の植野力氏らに加え、エクスペディア傘下のバケーションレンタルサービス「ホームアウェイ」の日本支社長・木村奈津子氏など複数の分野の専門家が参加する。
なお、Startup Weekend Tokyo Travelのプレイベントとして、2017年6月4日には「旅のハプニング・困ったこと座談会」を開催。旅行に関する事業を企画する前のブレストの時間も展開される予定だ。