NTTドコモ、仮想現実(VR)活用を手軽にする自治体向け新サービス、遠隔地でコンテンツ体感ができる青森県の事例も

発表資料より

NTTドコモは法人企業や自治体向けに、手軽にVR(ヴァーチャルリアリティ)サービスを提供できる「みんなのVR」を、2017年6月30日に発売する。

同サービスでは、クロスデバイスと共同開発した同サービス用アプリとクラウド管理サーバーをパッケージ化。操作用のタブレットとVR視聴用のスマートフォンをWi-Fiで連携することで、タブレットでVRコンテンツを選択して視聴できるようにした。

また、視聴中のVRコンテンツは、同時にタブレットや大画面モニターにも出力できるようにし、映像をリアルタイムで共有可能に。VRコンテンツはクラウドで管理するため、遠隔地でのVR体験ブースでも、VRコンテンツの編集や更新作業、再生数の集計・閲覧も可能になった。価格は1か月12万円~。

同サービスの第一弾として、青森県大鰐町のVRプロモーションの体験イベントを予定。弘南鉄道大鰐線や大鰐温泉スキー場など、大鰐町の観光名所をドローンや360度カメラで撮影した。そのVR映像を、地域交流センターや青森県東京観光案内所内アンテナショップの体験コーナーなどの遠隔地で楽しめるようにする。期間は2017年6月30日~12月末(東京は7月末)まで。

発表資料より

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