米エクスペディアはこのほど、インドネシア拠点のオンライン旅行サービス「トラベロカ(Traveloca)」に出資することで合意した。ホテルの取扱拡充を目的とするもの。出資額は3億5000万ドル(約385億円)。
エクスペディアはトラベロカについて、「互いの専門分野とノウハウを生かし、シナジー効果を得る」ことができるパートナーであると評価。東南アジアほか、アジアでのプレゼンス拡大を積極化する考えだ。また、欧米の主要鉄道予約プラットフォーム「シルバーレイル」買収など、分野・地域の拡大戦略を積極展開している。
トラベロカは昨年、イーストベンチャーズやヒルハウス・キャピタル・マネジメントなど複数のベンチャーキャピタルを通じ、すでに5億ドルにわたる資金調達を実施している。