ホテルモントレグループは、傘下ホテルの宿泊料金の価格設定で、AI(人工知能)を導入する。活用するのは、宿泊施設向けのウェブサービスを提供するメトロエンジン社のレベニューマネジメントツール「メトロエンジン」。AIと機械学習で徹底的な分析を行ない、客室単価を算出する。メトロエンジンによると、AIと機械学習を取り入れたレベニューマネジメントツールによる宿泊施設の運用は、日本で初めてのこと。
宿泊料金を算出する根拠とするのは、宿泊客の予約行動に関わるビッグデータ。競合宿泊施設の客室単価やレビュー、客室の写真、さらには民泊の物件情報から、需要を左右する周辺のイベント情報などまで毎日自動で収集し、リアルタイムのデータで適正な価格を導き出す。さらに算出した価格は、機械学習で繰り返し検証。新鮮なデータと価格の検証によって、収益の最大化を実現していく。
ホテルモントレグループは現在、国内19軒のホテルを運営している。まずは関西の5軒で導入し、順次導入ホテルを増やしていく方針だ。
現在、メトロエンジンを導入するホテルは以下の通り。
▼AIによるレベニューマネジメントツール「メトロエンジン」導入施設
- ホテルモントレ大阪
- ホテルモントレ ラ・スール大阪
- ホテルモントレ グラスミア大阪
- ホテルモントレ京都
- ホテル モンテ エルマーナ神戸 アマリー
▼競合施設など周辺の市場調査(競合施設の調査)
▼周辺のイベント情報
広告:メトロエンジン https://metroengines.jp/
記事:トラベルボイス企画部