日本政府観光局(JNTO)は2018年3月27日、訪日外国人に関する統計データを提供するサイトを公開した。知りたい情報について、国や期間などを指定してグラフや表を閲覧できるほか、データのダウンロードも可能だ。
対象は、JNTOが発表する「訪日外客数」「出国日本人数」をはじめ、観光庁が発表する「旅行消費額」「外国人宿泊数」各種市場調査データを提供。基礎データとして、国連世界観光機関(UNWTO)の外国旅行者数や地域別データ、国際通貨基金(IMF)の人口・国際旅行収支統計、GDPなども提供。日本だけでなく、世界のインバウンド動向が分かるデータを提供している。
なお、データのダウンロード時にはデータ利用申請フォームに入力する必要があり、データ用途(公開/非公開)に応じて、入力すべき項目が異なる。また、ウェブサイトにグラフイメージを埋め込む仕組みも提供されており、これは特に申請なしで利用可能だ。
同サイトで閲覧できるデータの画面イメージは以下のとおり。メニューに沿って必要な項目を選択したり組み合わせて表示することができる。
▼訪日外客数の推移
▼旅行形態別・訪日旅行者の実態
当編集部で、さっそく試しに使ってみた
この機能を使って、トラベルボイス編集部でもサイトへのグラフ埋め込みも試しに使ってみたのが下記のグラフだ。こんなこともできる、という事例として参考にしていただきたい。
▼サイトへの埋め込み例:年・地域別の訪日回数別の内訳
※設定項目を操作することで、インタラクティブに表示内容を設定することができる。