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日本政府観光局(JNTO)発表による訪日外国人数をオーストラリア・アメリカ・イギリスの比較でみると、2018年3月の推計値はアメリカが同15.3%増の15万1000人、オーストラリアが前年比18.9%増の4万7500人、イギリスが同16.0%増の3万6400人。米国は単月として過去最高を記録。オーストラリアとイギリスも3月として過去最高となった。
オーストラリア・アメリカ・イギリスの直近12カ月の推移は以下のとおり。
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JNTOによると、昨年は4月中旬からだったイースター休暇が今年は3月末からとなったことで、欧米豪全般が好調。米国やオーストラリアは航空路線の新規就航や座席供給量の増加、各種メディアを通じた日本の露出増加なども訪日需要の高まりにつながった。イギリスも、継続的な訪日旅行プロモーションなどが成果につながったとしている。