日本政府観光局(JNTO)によると、2018年5月の訪日外国人数(訪日外客数:推計値)は前年同月比16.6%増の267万5000人。前年同月の229万5000人よりも38万人以上うわ回り、5月として過去最高を記録した。1月からの累計は前年比15.6%増の1319万4000人。
2018年の訪日外国人数と前年推移は以下のとおり。
市場別の最高は5月も中国で、66万8600人を記録。前月に続き3割増となった。次いで多い韓国は14.6%増の64万400人、台湾は8.0%増の44万100人、香港は4.9%増の19万500人。調査対象市場のうち、マレーシアを除く19市場が5月として過去最高。前月同様好調だった中国のほか、欧米豪9市場全てで前年比2桁の伸びとなった。
JNTOによれば、5月は新規就航や増便、チャーター便の運航による航空座席供給量の増加などのほか、クルーズ需要も好調。継続して展開中の訪日プロモーションも奏功して堅調な推移を見せた。
各市場の詳細は以下のとおり。