アマゾン、海外出張のホテル調達でHRS社と契約、機械学習やAI活用が決め手に

出張宿泊ソリューションを世界展開するホテルリザベーションサービス(HRS)は2018年12月、ホテル調達分野でオンライン販売大手「アマゾン(Amazon)」と契約した。2019年より、アマゾンは従業員の海外出張時のホテル調達業務をHRSに委託。HRSはアマゾン向けのグローバルホテルプログラムを、自社が提供する他のソリューションにも展開する計画だ。

アマゾンの従業員はグローバルで61万人に及び、先ごろ発表された「ビジネス・トラベル・ニュース(BTN)」の米・企業旅行プログラムの利用実績でも上位12位にランクされる規模をもつ。

アマゾンの出張管理部担当者は「アウトソース先の選定に際し、HRSのソリューションは、ホテル調達やレート監査、検索予約プロセスで機械学習やAIを活用していることが決め手になった」とコメント。海外出張業務における戦略的な管理を実現していきたいとしている。

HRSは1972年にドイツで創設。アマゾンのほか、グーグル、シーメンス、アリババ、フォルクスワーゲンなども大手グローバル企業も同社のソリューションを利用している。

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