沖縄県内のリゾートウエディング数が過去最高、2018年上半期の経済効果は110億円、海外からは香港・台湾が9割に

沖縄県文化観光スポーツ部は、2018年上半期に同県内で実施されたリゾートウエディングの実績をとりまとめた。それによると、1~6月に沖縄県内で実施されたリゾートウエディングの組数は前年比12.4%増の7798組で、過去最高となった。このうち、国内組数は同13.7%増の6825組、海外組数は4.1%増の973組だった。

沖縄県は2011年にブライダル事業者による沖縄リゾートウエディング協会を設立して以降、「沖縄リゾートウエディング」の誘致を促進中。県外や海外に在住する新郎新婦が沖縄で挙式するウエディングがターゲットで、2018年は1万8000組を目標としている。上半期は国内の増加比率が高く、海外は香港・台湾で全体の87.2%を占めた。日本で婚姻届を届け出るリーガルウエディングの人気も高まっているという。

沖縄県によると、2018年上半期の平均参列者数は国内17.6人、海外22.7人、一人当たり観光消費額は国内7万3310円、海外10万265円と推計しており、挙式費用も合わせた半年間の県内消費額は少なくとも約110億2000万円に上ると推計している。

調査は沖縄リゾートウエディングを取り扱う県内関係企業62社を対象に実施。このうち回答があった41社の数値を集計した。

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