乗り換え案内サービスを提供するジョルダンは2019年5月、交通移動のほか、観光やショッピング、飲食などの企画切符や高速バスチケットの機能をスマホで完結させるモバイルサービスを開始する。
英国Masabi(マサビ)社との代理店契約を通じ、マサビの技術を使ったモバイルチケット「Justride(ジャストライド)」を国内展開。国内の自治体や観光施設、交通事業者などのほか、交通事業者に提供するもの。これにより、利用者はスマホ上でチケットの購入をおこない、その後はスマホ画面に二次元コードなどで目視可能に。多言語対応となっており、外国人観光客向けにも展開できる。
ジャストライドは、外部アプリを通じて支払いを実施した後、チケットウォレットを通じて二次元コードのモバイルチケットを利用者に送る仕組み。ウーバーをはじめ世界各国のパートナーが採用する実績を持つ。
ジョルダンでは新モバイルチケットについて、1年以内に10か所以上の自治体・交通事業者などに導入したいとしている。