米客船大手ロイヤル・カリビアン、東カリブの新寄港地で乗客専用ビーチ計画、政府は1000億円超の経済効果を期待

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルは、カリブ海東部に浮かぶアンティグア・バーブーダ政府と、新コンセプトの寄港地プロジェクトで覚書を交わした。2021年にオープンする予定だ。

今回の寄港地プロジェクト「ロイヤル・ビーチクラブ・コレクション」のコンセプトは、バハマに新しくオープンした寄港地プロジェクト「パーフェクトデイ・アット・ココケイ」の成功を受けて企画したもの。同社の客船の乗客専用のビーチ体験ができる寄港地として、各地の特徴と雰囲気を活かしたデザインとしていく。

アンティグア・バーブーダではフォートジェームスに近い約800メートルの海岸線に、プライベートカバナやプール、水上バーなどを設置する予定。地元の料理やバーベキュー、アクティビティ、カスタムメイドのアトラクションなどを用意するが、詳細は今後、発表するとしている。

アンティグア・バーブーダ政府では今回のプロジェクトにより、同国への経済効果として今後30年間で政府への直接収益は約80億円、間接収益で1000超えると予想。建設とその後の運用でも雇用も創出されるとし、ロイヤル・カリビアンによる観光投資への歓迎の意を示した。

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