アマデウス、豪テクノロジー企業と独占協業、日本で出張の一元管理プラットフォームを提供

アマデウスは、オーストラリアのKudos Travel Technologyと独占的パートナーシップを締結、日本国内の業務渡航を取り扱う旅行会社向けに、同社の出張一元管理プラットフォームの提供を開始した。このプラットフォームは、渡航者情報、出張承認、オンライン予約、出張管理レポートなどの業務出張関連情報を一元管理できるもの。

プラットフォームの画面は、出張者と企業、あるいは旅行会社によるカスタマイズが可能。タブレットやモバイルにも対応し、企業と旅行会社にとって、出張プログラム管理や経理データの可視化ができるだけでなく、危機管理やリスクマネージメントにも活用することができる。

アマデウスとKudosとの協業は2009年にスタート。すでにオンラインブッキングツールのAmadeus cytric Travel & Expenseや予約管理システムであるAmadeus Selling Platform Connectとの連携を完了している。

Kudosプロファイルのパスポートスキャン機能は、パスポート記載内容の読み取り、アップロード、検証を行い、アマデウスとも同期。さらに、ミスを起こしやすいパスポートと査証の有効期限管理機能があり、業務渡航における出張者データの正確性と、旅行会社の業務効率を向上させる。

このほか、Kudosは自然言語処理に基づいたチャットボット「Zeus(ゼウス)」の実証試験を開始。これにより、Kudosの出張管理プラットフォームから出張者のプロファイルだけでなく、出張者の行動に関するリアルタイム通知や旅程の詳細にもアクセスできるようになる。

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