瀬戸内国際芸術祭2019の経済効果、3割増の180億円に、外国人来場者の割合が23%に拡大

日本銀行高松支店と瀬戸内国際芸術祭実行委員会は、「瀬戸内国際芸術祭2019」開催に伴う経済波及効果を発表した。それによると、来場者が前回よりも14万人増加し118万人になり、外国人来場者を含め宿泊をともなう来場者も増加したことから、経済波及効果は前年比41億円増の180億円と推計した。アンケート調査の結果から、外国人来場者の割合が前回の13%から23%に拡大した。

経済波及効果の内訳は、直接効果が112億円、1次波及効果が37億円、2次波及効果が31億円。

来場者の構成比では、県外・宿泊が最も高く52.6%。一人あたりの消費額は6万7034円となった。また、外国人来場者一人あたりの消費額は8万8546円。このほか、県外・日帰りが18.8%で1万3913円、県内・宿泊が1.0%で2万9281円、県内・日帰りが27.6%で1万3041円。

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