各国の統計機関によるデータにもとづき、2019年1年間の日本人出国者数を韓国・台湾・香港の3市場でみると、韓国は11.0%増の327万1700人、台湾は10.1%増の216万7900人、香港は16.2%減の107万8800人。韓国は2年連続でプラス推移となった一方で、香港は6年ぶりに前年割れを記録。台湾は3年ぶりに1割増まで上昇している。
2019年までの10年間推移は以下のとおり。中国については2016年3月以降の数字が未発表のため、本グラフの更新対象から除外している。
なお、2019年12月単月では、韓国が1.2%減の25万5300人、台湾が12.6%増の22万5300人、香港が59.6%減の5万6200人。台湾は安定的な推移を示したが、香港は大規模デモなどの影響で2019年後半の減少率が拡大。韓国は減少傾向が続いたが12月はほぼ前年並みに戻っている。
2019年の12カ月推移は以下のとおり。