熊本・新阿蘇大橋の開通へカウントダウン、観光復興を目的にキャンペーン展開へ、来年3月の開通に向けて

熊本県大津町、南阿蘇村、高森町の3町村が設立した「新阿蘇大橋活性化協議会」は、2021年3月の「新阿蘇大橋 (仮称)」の開通に向けて、観光客誘致を目的に「新阿蘇大橋 開通カウントダウンキャンペーン」を展開する。

2016年4月に発生した熊本地震によって、阿蘇大橋が崩落。南阿蘇鉄道も寸断されるなど、南阿蘇村と高森町を含む南阿蘇地域は観光面でも大きな被害を受けてきた。今年8月にはJR豊肥本線が全線開通し、10月には国道57号線も開通するなど復興が進んでいることから、新阿蘇大橋の開通を機に、南阿蘇地域の観光をさらにアピールしていく。

建設が進む新阿蘇大橋(報道資料より)キャンペーンでは、阿蘇での滞在機会を増やすために、3町村の各地域資源を体感できるスタンプラリーを実施。抽選で豪華賞品を提供する。また、祝日の集中を避けるために、平日特典ノベルティを先着3000名に配布する。スタンプポイントは12ヶ所。期間は2020年12月27日まで。

カウントダウンに向けては、道の駅大津(大津町)、 立野キャニオンロード沿線(南阿蘇村)、 高森駅(高森町)の3ヶ所に「新阿蘇大橋カウントダウン看板」を設置。来年1月上旬には、3町村のスポットをすごろくの盤面に見立てて、 実際に巡る「新春リアルすごろく」を開催する。

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