グーグル、アジア太平洋の観光市場動向サイトを立ち上げ、3つのツールでリカバリー計画策定をサポート

グーグルは、アジア太平洋地域の旅行需要を洞察するツール「Travel Insights with Google」を立ち上げた。これは、旅行需要動向の理解やさまざまな意思決定に役立ててもらう業界向けサイトで、3つのツールで構成されている。

1つ目は「デスティネーション・インサイト」。旅行事業者、政府機関、観光局などに、デスティネーションの需要動向を分かりやすく示し、旅行者が訪問したいと考えている国内デスティネーションの把握を手助けする。

2つ目の「ホテル・インサイト」はホテル向けツール。グーグル上で検索されている何百万軒ものホテルの情報をベースに、今後のリカバリー計画を考える際のマーケティング方法をサポートする。グーグルでは、幅広いネットワークを持たない小規模ホテルや独立系ホテルに特に有効としている。

3つ目は、旅行分野のグーグルパートナー向け「トラベル・アナリスティック・センター」。このツールでは、自社のグーグルアカウントデータとより幅広いグーグルの需要データや今後の見通しを組み合わせることが可能になる。

さらに、この3つのツールに加えて、このサイトには、「Grow with Google」「Digital Garage」「Google for Small Business」などの技術トレーニングツールや世界観光機関(UNWTO)からの情報も追加されている。

Travel Insights with Google

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