ヤフーが「Yahoo!検索」のデータをもとに集計した2020年の「日本の城 検索ランキング」を発表した。
これによると、今年最も「Yahoo!検索」で検索された城は、世界遺産にも登録されている兵庫県の「姫路城」で、2019年の2位からランクアップ。2位は京都府の「二条城」(昨年は4位)、3位は名古屋市の「名古屋城」(昨年も3位)だった。集計期間は2020年1~10月で、ユーザーが「Yahoo!検索」で、日本城郭協会が選定した日本100名城を検索するごとに1カウントとして集計した。
2020年は新型コロナウイルスの影響で、人気観光地のひとつである城にも影響が及んだ。ヤフーによると、2020年に「Yahoo!検索」で対象の城が検索された数は、2020年1月から4月にかけて43%減少したが、その後増加に転じ、4月から10月にかけての増加率は174%になったという。
こうしたなかで注目を集めたのが、姫路城をはじめとする名城。「Yahoo!検索」では、城の名称を検索すると、基本情報や住所、最寄り駅などの情報に加え、混雑状況を表示する取り組みのほか、城の名称以外にも歴史上の人物や芸能人の名称など、特定のキーワードに対して検索された際に、ユーザーが必要とする情報を掲出している。
「日本の城 検索ランキング」の集計結果は下記のとおり。