「星野リゾート 青森屋」は2021年4月1日から、館内でいつでも青森の方言が聞ける「のれそれ方言Navi」を開始する。館内の各所に設置したQRコードを読み取ると、その場所について方言で案内する動画が視聴できるサービス。方言を聞いて豆知識を得るとともに、青森に旅行に来たことを実感してもらう試みだ。
動画には、青森県出身のスタッフが案内人となって出演する。りんご娘やかっちゃ(青森弁でお母さんの意味)、とっちゃ(同お父さんの意味)になりきり、小さいころから使い慣れた方言で語りかける。宿泊客のスマートフォンで視聴してもらうため、コロナ禍でスタッフとの対面接触を避けながら方言に触れてもらう狙いもある。
また、スタッフが話す方言をより本格的な言い回しに改善していくため、青森県出身の宿泊者が自由に意見を投稿できる目安箱も設置。寄せられた意見を参考に、より自然な方言によるおもてなしを追求する。