ユナイテッド航空、超音速旅客機15機を購入、サンフランシスコ/東京間がわずか6時間、2029年までに商業運航開始へ

ユナイテッド航空は、米デンバーを拠点とする航空宇宙企業「ブーム・スーパーソニック」との間で、超音速旅客機「オーバーチュア」15機を購入することで合意した。オプションとして35機を追加購入も含まれる。購入にあたっては、同航空が定める安全、運航、持続可能性の基準を満たすことが条件になる。

オーバーチュアは、既存の航空機の2倍の速さとなるマッハ1.7で飛行することが可能。サンフランシスコ/東京間の飛行時間はわずか6時間。ニューアーク/ロンドン間は3時間30分、ニューアーク/フランクフルト間は4時間で結ぶことができる。

また、運航が開始される際には、持続可能なジェット燃料(SAF)を100%使用。商業運航開始から実質排ガスゼロの初の大型商用機となると期待されている。

現在の計画では、2025年に完成し、翌2026年には飛行を開始。その後、2029年までに商業飛行開始を目指す。

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