世界で有数の豪華客船を運航する英キュナード社は「クイーン・エリザベス」など保有する3隻について、2021年7月19日から運航を再開する。このほど、2021年と2022年の新スケジュールとあわせ、発表した。
まずはクイーン・エリザベスで2021年7月19日から、英国在住者を対象にした短い日程でのステイケーションクルーズを実施。2021年10月13日からは新たに設定した、イベリア半島やカナリア諸島へのコースを運航する。そして2022年4月13日からは予定通り、日本発着クルーズを運航する。
クイーン・メリー2では、2021年11月14日から、大西洋横断クルーズを予定通り再開。2022年1月~4月は新たに設定したカリブ海周遊クルーズを運航し、2022年4月24日から予定されているスケジュール通り実施する。
クイーン・ヴィクトリアは2022年4月22日から、西ヨーロッパやバルト海、イベリア半島に寄港する3コースを新設定した。2022年5月20日から予定されているスケジュールで実施する。
一方で、コロナの影響を受けている寄港地の状況を踏まえ、一部コースではキャンセルを実施。例えば、クイーン・エリザベスでは2021年10月18日~2022年3月9日までの英国/豪州間クルーズ、豪州発着クルーズをキャンセル。また、クイーン・メリー2とクイーン・ヴィクトリアの2022年ワールド・クルーズなどもキャンセル対象となった。