イタリア拠点のコスタクルーズは2022年3月2日、今夏から全船の運航を再開すると発表した。すでに実施しているクルーズに加え、3月5日からの「コスタ トスカーナ」の初就航を皮切りに、段階的に運航を再開。今夏にはコスタクルーズ全船の運航を再開し、4隻の新造船「コスタ トスカーナ」「コスタ スメラルダ」「コスタ フィレンツェ」「コスタ ベネチア」も地中海に配船する。
2022年春から冬にかけ、最短3日から最長127日間まで1800以上のクルーズプログラムを用意し、世界179の目的地を訪れる予定だ。規制緩和に沿って、制限されていた寄港地での自由行動も再開する。コスタクルーズ上級副社長兼チーフ・コマーシャル・オフィサーロベルト・アルベルティ氏は「2021年には過去最高となる150万人以上の乗船者数となり、 業界をとりまく環境を考慮すれば 特筆される記録となった。休暇へのニーズは高まっており、この傾向は今後数週間でますます高まるだろう」などとコメントしている。
2022年の「コスタ セレーナ」によるアジアクルーズについては、近日中に発表する予定。