大阪・道頓堀を現実と仮想の融合でXRパークに、AR活用の釣りゲーム、過去や未来の風景など

道頓堀ナイトカルチャー創造協議会とJTB、NTTドコモは、大阪で「道頓堀XRパーク」を開催する。観光DXでエリアの来訪価値の向上や回遊促進を図り、道頓堀の新しい楽しみ方を提案する実証実験として実施するもの。

XRとは現実と仮想の世界を融合する技術のことで、開催期間中は商店街やとんぼりリバーウォークを会場に、ARのデジタルコンテンツでの仕掛けを用意。専用アプリをダウンロードしたスマホを街並みや風景にかざすと、1970年の大阪万博当時の写真や2025年の大阪・関西万博のイメージ画像が見られる写真展や、ARを活用した道頓堀川でのフィッシングゲームなどを用意する。今回の実証実験は、国内外から多数の観光客の来訪が期待される2025年の万博開催を見据えたものでもあるという。

また、バーチャル空間上にも3Dモデルで道頓堀商店街を再現し、自宅など遠隔地からもスマートフォンやパソコンからアバターで、商店街の散策を楽しめるようにする。実施期間は2022年3月18日～4月10日まで。