フランス拠点のクルーズ会社ポナンは、2023年3月1日付で日本支社の相談約に元「ぱしふぃっくびいなす」7代目船長の松井克哉氏が就任すると発表した。
松井氏は相談役として、航路設計のほか、外国船であるポナンが日本航路を航行する際の日本船とのコミュニケーションや瀬戸内海をはじめとする各地域への配慮、ブリッジにおけるスタッフ指導、漁業組合や水域利用者との調整をおこなう。スモールラグジュアリーシップならではの地元密着型の国内新航路開拓も図りたい考えだ。
ポナンの日本周遊クルーズは2023年に4本、2024年に11本を予定。すべてのクルーズに松井氏、日本人エクスペディションリーダーの伊知地亮氏が乗船する。
なお、クルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」を運航する日本クルーズ客船は、2023年1月に客船事業を終了した。