東武トップツアーズはこのほど、地域の観光資源をメタバース(3Dの仮想空間)化し、国内外にその魅力を発信する「地方創生メタバース」の提供を開始した。
地域の観光資産をメタバースで再現し、オンライン上での周遊体験や、住民と旅行者がオンラインチャットなどでコミュニケーションをとれる仕組みを構築。オンライン上での体験を通し、自治体や観光組織などが観光や移住促進のピーアールなどで活用することを想定する。すでに佐賀県や宮城県村田町など、先行導入をする自治体や地域では、地域の課題解決に向けたメタバースの実証をおこなったという。
今後は、特産品を販売するオンラインショップや、LINEとの連携など機能面の充実を予定。地域の認知向上や情報発信、関係人口の創出・拡大など、各地域が抱えている課題に沿ったデジタル活用によるソリューションを提供していく方針だ。