ユナイテッド航空は、アプリのカスタマーサービスを強化した。フライトの遅延や欠航が発生した場合に、再予約オプション、手荷物追跡情報、食事やホテルのクーポンを自動的に旅行者に提示する機能を新たに追加。この機能によって、旅行代理店に連絡する手間やカウンターの列に並ぶ必要がなくなる。
ユナイテッド航空では、利用者のほぼ半数が、遅延や欠航発生時に、アプリあるいはUnited.comを活用していたことから、昨年から新たな機能のテストを実施していた。
新しい機能では、フライトが 60分以上遅延または欠航した場合、モバイルアプリのホーム画面に遅延と欠航に関するオプションが自動的に表示される。利用者は、搭乗便の予約ステータスから再予約されているかどうか確認できる。また、他のオプションに変更することも可能。さらに、預けた手荷物の状況を確認することもできる。
補償対象となる遅延・欠航の場合、ホテル、食事、ライドシェアのクーポンをアプリ上で受け取る。
このほか、カスタマーサービスへのバーチャル接続の機能も実装。エージェントと電話、テキスト メッセージ、またはビデオチャットで相談することも可能にした。
同航空のアプリをダウンロードしていない場合でも、モバイルデバイスまたはコンピューターでunited.comのセルフサービスツールにアクセスすることで、このサービスを利用することができる。