ホテルグリーンプラザ白馬、運営会社が特別清算開始、負債総額48億円、コロナ禍での休業の影響大きく

東京商工リサーチによると、長野県北安曇郡にある「ホテルグリーンプラザ白馬」を主体としたホテル、リゾート施設を経営する「奥白馬高原開発」が東京地裁より特別清算開始命令を受けた。負債総額は約48億円。

同社は、ホテル、スキー場のほかアドベンチャー施設などを併設し、ピークとなる1993年5月期には売上高約28億4000万円をあげていたが、コロナ禍でホテルと施設の休業を余儀なくされ、2021年3月期の売上高は約7億2600万円に減少し、約3億3000万円の最終赤字を計上。財務面でも債務超過が続いていた。

なお、同社が運営していたホテルは、奥白馬総合リゾートが運営を継続している。

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