在日中国大使館、訪日旅行に注意喚起、「警戒意識を高め、渡航の安全確保を」、秋の大型連休を控えて

在日中国大使館は2024年9月24日付けで、日本に渡航を予定する中国国民と日本在住の中国国民に注意喚起をおこなった。中国では10月1日から国慶節の連休を迎え、日本を含めた海外への渡航者が増える見込み。日本現地での法令遵守など「安全意識」、自然災害を含む「渡航前の十分な情報把握と準備」といった6つの指針を提示しつつ、「現在の情勢を鑑みて警戒意識を高め、渡航の安全を確保する」よう求めている。

今回の注意喚起は、中国で9月18日に起きた、広東省深センの日本人学校に通う男児が登校中に襲われ死亡する事件発生に伴うもの。日本側は中国に対し、事実関係の説明と中国にいる日本人の安全確保を求めている。日本の外務省は9月19日付で、中国に滞在する日本人や中国への渡航者に対し、外出時に不審者の接近などに注意し安全確保に努めるよう注意喚起している。

林芳正官房長官は25日の会見で、中国への渡航に関する危険情報のレベルを引き上げるかどうかを問われ、「今般の事案を受け、全体の状況を踏まえて適切に判断していきたい」と述べている。

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