中国・新興企業が宇宙旅行を販売開始、ひとり3150万円、2027年に打ち上げへ

中国のスタートアップ企業「ディープブルー・エアロスペース」は、2027年に宇宙旅行を計画するロケットの座席チケット2枚の販売を10月24日午後6時(現地時間)に開始した。料金は1枚150万人民元(約3150万円)。来月には追加販売を行う予定だ。

ディープブルー・エアロスペースのロケットは、弾道飛行で宇宙空間に到達するものの、宇宙軌道には入らない。

同社は、宇宙観光の大規模な商業化に向けては、高額な打ち上げコストを削減するために再利用可能なロケットが不可欠との見解を示している。2025年第1四半期に軌道から運搬ロケットを回収するテストを実施する計画。

中国では、他の企業も宇宙旅行分野への進出計画を発表している。今年5月には、国営CASスペースが2028年までに宇宙観光飛行を開始することを明らかにした。

※人民元円換算は1人民元21円でトラベルボイス編集部が算出

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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