ナビタイム、検索した鉄道ルートの保存機能を提供、一画面で複数ルートを比較、有料プランで

ナビタイムジャパンは、総合ナビゲーションアプリ「NAVITIME」の有料プラン「プレミアムプラス」で、ルートクリップ機能を提供開始した。すでに提供している「オリジナルルート作成」機能に続く、主に鉄道好きの人に向けた新機能。

検索したルート詳細画面から一時保存が可能で、クリップリストに保存した全ルートを1つの画面で確認。候補になりそうな複数ルートをこれまで画面やタブを切り替えて見比べる手間や、各ルートの運賃・料金を運賃・料金を別途合算する作業を省く。複数の移動ルートから旅程を考える人や、割引乗車券を検討する人などが便利に利用できるようにする。iOS向けアプリで先行対応し、Android OS向けアプリでは、12月下旬に対応する予定だ。

発表資料より

ルートクリップ機能は、特に鉄道移動が好きな人がルート選定や割引乗車券利用など、細部までこだわって行程を作成すると想定し、行程作成の効率化のために考案した。同社は時刻表から乗車する列車とその区間を直接指定することで、距離、所要時間、料金などのバランスが考慮された通常のルート検索結果では提示されないような理想のルートを作成できるオリジナルルート作成機能も2024年3月に発表しており、鉄道好きに向けた機能の第2弾となる。

「プレミアムプラス」コースは、アプリ版「NAVITIME」とPC版「NAVITIME」の通常プレミアム機能（月額330円）に加え、MY地点件数無制限やスポット出入り口データを開放するなど、ヘビーユーザー向けに月額880円で提供している。