日本旅行の2012年12月期中間期(2012年1月1日~6月30日)の連結業績は、営業収益が前年比13.2%増の225億7400万円、営業損失が1億8900万円(前年:26億1800万円の損失)、経常利益が3億2000万円(同:21億3700万円の損失)、中間純損失は3億8300万円(同:25億9200万円の損失)となった。
日本旅行では当期間中、ビジネスモデルの転換の具体化と加速化をはかり、中核分野と掲げる教育旅行、MICE、BTM、インバウンド、インターネット販売を強化。また、東日本営業本部と西日本営業本部に法人営業と個人旅行営業を統括する法人営業部、個人旅行営業部を設置するなど、連携強化にも努めてきた。特に海外旅行では販売高が団体旅行で前年比39.1%増の92億2400万円、マッハ、ベストツアーの個人旅行で12.3%増の229億3200万円と拡大。海外旅行全体でも販売高は4.5%増の600億7400万円となり、営業収益では5.0%増の63億2900万円を計上した。
2012年通期においては、震災からの復興需要を背景に、今後も上期の回復基調が継続すると予測。このなかで日本旅行では、中核分野のさらなる営業強化を推進し、通期業績予想の実現に向けて取り組む。通期では営業収益495億円、営業利益4億8000万円、経常利益11億2000万円、当期純利益は6億2000万円を計画している。