ボーイングは4月5日、LOTポーランド航空向けの787型機を使用して、新しいバッテリーシステムの認証に向けた最終テストを実施した。これにより、米連邦航空局(FAA)が求めていたテストを完了したことになる。
この認証用フライトはワシントン州エバレットのペインフィールドで行われ、FAAの担当者2名を含む11名が搭乗。機体は午前10時39分(太平洋標準時間)に離陸、1時間49分のフライトの後、午後12時28分に着陸した。
フライトでは、新バッテリーシステムが通常/非通常状態の飛行中に想定通りに機能するかが実証された。乗務員からの報告によると、実証は計画通りに進み、問題なくフライトを終了。ボーイングは現在、全データの収集と分析を進めており、近日中に必要書類をFAAに提出する予定だ。