厚生労働省は中国で発生している鳥インフルエンザA(H7N9)に関し、2013年4月19日から検疫所での注意喚起カード(健康カード)の配布を開始した。
カードは日本語と中国語で表記され、中国に滞在して帰国・入国する人に、本日から10日間の行動として、咳などの症状がある場合のマスクの着用、および健康状態の確認をするように記載。毎日の体温測定で発熱の有無や、呼吸器症状の有無を確認するとともに、身近な人の健康状態にも注意することを求めている。
また、本人や身近な人の体調が悪くなった場合の対応として、まず最寄りの保健所に電話で伝え、受診する医療機関や注意事項について相談するよう記載している。