JTB西日本は2010年4月27日に運営を開始したスポーツイベントのエントリーサイト「JTBスポーツステーション(JSS)」の会員登録者数が、2013年6月28日に10万人を超えたことを発表した。会員数は前年同期と比べ2倍に急増。ページビューは2012年7月~2013年6月までの1年間で前年比70%増の約650万PVと増加している。
JTBスポーツステーションは交流文化事業の一環として、スポーツツーリズムの観点から地域活性化や交流機会の拡大を推進。これまで、スイーツとランニング、食とランニングを組み合わせた「スイーツマラソン」の運営受託や「グルメラン」を開催し、ランニング愛好者の開拓に取り組んできた。また、地方自治体やスポーツ、観光の各種団体と連携し「比叡山ヒルクライム大会」「びわこ一周ロングライド」など、新しいスポーツイベントも立ち上げた。
さらに2013年4月からはスマートフォンサイトも開設し、エントリー人数の拡大と会員の拡大を促進。2013年度末には18万人の会員登録を目標としている。
なお、JTBスポーツステーションの会員の内訳(7月1日現在)、男性が72.1%、女性が27.9%。年代では30代、40代の会員がそれぞれ約32%で多数を占める。ただし、「グルメラン」の参加者に限ると、女性が44.9%に拡大し、20歳代、30歳代の参加者が多い。特に20歳代の女性が多いという。JTB西日本では食とランニングのコラボレーションで若年層の会員獲得につながり、他イベントとの差別化にも成功したとしている。