航空輸送統計、2013年6月は国際線旅客数が増加傾向に、中韓線を除くアジア好調

国土交通省は近頃、2013年(平成25年)6月の航空輸送統計を発表した。それによると、国内定期航空輸送の旅客数は前年同月比9.4%増の721万5071人、旅客キロは同9.9%増の64 億8314 万5000人キロとなり、座席利用率は59.3%となった。幹線・ローカル線別では、旅客ベースで幹線が308万4171人、 ローカル線が413 万900人となり、旅客キロベースでは、幹線が31億 1873万4000人キロ、ローカル線が33億6441万1000人キロという結果になった。

国際航空輸送の旅客数は同2.4%増の118万2234人となり、前月のマイナスからプラスに転じた。旅客キロも同6.4%増の54 億 108 万5000人キロと増加した。方面別で見ると、中国が同18.7%減の20万9828人、韓国が同11.3%減の13万8052人となり、引き続き前年割れ。一方、その他アジアは引き続き好調で同18.7%増の43万8726人、米大陸も同様に同18.9%増の17万2665人と順調に伸びた。このほか、太平洋が同1.7%減の10万9687人、欧州が前年とほぼ変わらず10万4535人、オセアニアが同10.3%減の8741人という結果となった。



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